2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

断章87

井沢 元彦は、呉 善花(オ・ソンファ)との対談本『困った隣人 韓国の急所』(2013年 祥伝社刊)の「まえがき」で、「本当に韓国の、そもそも朱子学によってもたらされた、硬直した国家観・歴史観はどうしようもない。本文を読んでいただければわかることだ…

断章86

3カ月ほど前になる。ある韓国紙に掲載されたコラムに目がとまった。 タイトルは、「韓日『経済戦争』究極的目的は何か」であった。韓国の歴史的な進路選択にかかわるコラムだった。以下に、引用・要約して紹介する。 「日本は韓国との関係を通じて韓日米三角…

断章85

中国によるスパイ容疑での日本人拘束に抗議する! 「北海道大学の日本人の教授が、今年9月、北京を訪れた際に中国の国家安全当局に拘束されていたことが分かりました。関係者によりますと、40代の北海道大学の男性教授は、今年9月に北京を訪れた際、中国でス…

断章84

『検定版 高等学校韓国史』は、8項「抗日義兵運動が起こる」で4ページを使い、「国権を守るための民族的抵抗の中で最も積極的な抵抗は義兵運動だった」とする。 「第一次朝鮮総督府統計要覧」の“義兵”との「交戦回数・交戦義兵数」まで引用して、激烈な抗日…

断章83

『検定版 高等学校韓国史』のⅤ章6項は、「経済侵奪に立ち向かう」である。 まず問題にされるのは、「貨幣整理事業」である。 「日帝は日本人財政顧問の目賀田種太郎を先頭に、大韓帝国の金融市場を掌握しようと貨幣整理事業を断行した。当時わが国の商人が最…

断章82

韓国歴史ドラマを観ただけでも、「李朝では、権力がすべてだった。権力の座にすわった者が、暴虐の限りを尽くした。法は権力者によって、好き勝手に用いられた。権力の奪い合いは、凄惨をきわめた。民衆はただ搾取の対象となった」こと。 「権力者は美辞麗句…

断章81

『検定版 高等学校韓国史』(2013年初版・明石書店)の「 Ⅴ 近代国家樹立運動と日本帝国主義の侵略」の各節は、「1.韓半島を占領するために戦争が起こる 2.中国、民主共和国をたてる 3.東学農民運動が起こる 4.近代的改革を推し進める 5.近代主義国家をうち…

断章80

10月3日、ソフトバンクグループ(SBG)の株価は、年初来安値をつけた。7月29日に5,886円の高値をつけたが、10月3日には4,071円の安値をつけた。 株の解説者によれば、「SBGが出資したシェアオフィス大手ウィーカンパニーの新規株式公開(IPO)の延期が株価下…

断章79

イザベラ・バード(長いつきあいになり、もはやディア・フレンド? 笑)は語る。 (朝鮮の)「上流階級は愚かきわまりない社会的義務にしばられ、無為に人生を送っている。中流階級には出世の道が開かれていない。エネルギーをふり向けられる特殊技能職がま…