2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

断章450

ええかっこしいの「左翼」インテリたちは、“非武装中立”だとか“自衛隊縮小”だとか“武器輸出絶対反対”、さらには“脱成長”いうバカ話を能天気にまきちらす。日本の軍事・戦争に関する研究・開発は、これまでおおいに妨害された(日本の国防について言えば、主…

断章449

偽善的な「左翼」インテリ、自称「知識人」リベラルたちが、空想的平和主義の空文句をふりまき、政府自民党が安易な妥協主義(なあなあ)で“及び腰”をつづけた結果、日本は第二次大戦後、一貫して「兵は国の大事にして、死生の地、存亡の地なり。察せざるべ…

断章448

オスのゴリラは11歳を過ぎるころから背から腰にかけての毛が白くなってくる。これは、シルバーバックと呼ばれ、オスのゴリラをおとなとそれより若い個体とに区別する確実な手がかりになる。 人間のオスは、歳をとると、おおむねホワイトヘッドになる(白髪頭…

断章447

かつて“社会主義”(“社会主義国家”、“社会主義体制”)を信仰するイデオロギーの帝国があった。その中心には、共産党の大伽藍がそびえたっていた。ガランドウだから中身は空っぽなのだが、そこで発せられる美しい言葉・声明・宣言によって救われたい信者たち…

断章446

1986年のことである。日本共産党・不破 哲三は、誇らしげに、「1984年12月、宮本・チェルネンコ会談をモスクワで行い、共産主義者同士として『社会主義の言葉』で話し合って、核戦争阻止、核兵器廃絶についての日ソ両党共同声明を出しました」と語った(『労…

断章445

日本共産党は、その党によって、またその党のためにのみ生きている職業的活動家(専従・常任)を基幹とする、党中央への官僚的忠誠・服従を求める政党である。それは、今なおスターリン主義の“無謬神話”を堅持しており、おのれに都合の悪い事柄を忘却の淵へ…

断章444

「私たちはどうでもよくて取るに足らないことにばかり気をとられてしまう。そして相変わらず重大な事件に虚をつかれ、そんな事件が私たちの世界を形づくっていく」(『ブラック・スワン』)。 ウクライナの砲声は、第三次世界大戦の接近を告げた。一発の凶弾…

断章443

日本共産党の100年を総合的包括的に評価するためには、すでに完全に「オワコン」(オワコンとは、主に一般ユーザー又は個人ユーザーに飽きられてしまい、一時は栄えていたが現在では見捨てられてしまったこと)に落ちぶれた、ロシア10月革命とそれにつづく旧…

断章442

ウクライナからカスピ海を渡り、遙かなる秘境崑崙(こんろん)とゴビ砂漠を越えて8,000Km余り東。大海のなかに「動物王国」がある。この国には、たくさんの政党がある。政党のひとつに、協賛党という党中央への党員の服従ぶりが際立つ政党がある。輝かしい(…