2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

断章401

『誰がために鐘は鳴る』 「誰もひとりぼっちの島ではない。すべての人は大陸の一部だ。もしひとかけらの土塊が波に洗われたなら、それは欧州の一つの岬が洗われたに等しい重大なことである。 たった一人の命が消えて行ったとしても、その人は大陸から離れた…

断章400

「金を失うことは小さく失うことである。名誉を失うことは大きく失うことである。しかし、勇気を失うことは全てを失うことである」(ウィンストン・チャーチル)。 「ロシアのウクライナ侵攻を受け、米国と欧州連合(EU)、英国などは26日、共同声明を発表し…

断章399

「世界都市・・・そこに流通する貨幣は、現実的なものにいっさい制約されることのない形式的・抽象的・知的な力であり、どのような形であれ文明を支配する。ここに群集する人間は、故郷をもたない頭脳的流浪民、すなわち文明人であり、高層の賃貸長屋の中で…

断章398

情報は断片的であり、操作されている可能性は大きいが ―― 、2月25日の日本経済新聞は、「『ロシアはウクライナ政権を無力化し、自らの統治手法を植え付けようとしている』。米国防総省高官は24日、記者団に対してロシア軍がキエフに向けて進軍する意図をこう…

断章397

「ロシアのプーチン大統領は24日のテレビ演説で、『ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つ』と欧米に警告した。プーチン氏は『ソ連崩壊で多くのものを失ったが、現代のロシアは世界で最も強力な核保有国の一つ』というだけでなく、『最新兵器でも優位性が…

断章396

「北朝鮮」金王朝の金 与正は、韓国・文 在寅政権に対して、「チッ」と舌打ちしながら、「いつも、まるで子供のように純真で希望に膨れた夢のようなことだけをしゃべり、偉そうなふり、正義に富むような振り、原則的であるようなふりをし、平和の使徒のよう…

断章395

大事なことは、繰り返し言わなければならない。 革命前のロシアで流刑に処された、ある人が思索を巡らした末に、「マルクス主義を含めて社会主義の教説とは、プロレタリアートの利益の実現の名において、その実、知識労働者つまり種々の“インテリ”の集団的利…

断章394

全体主義国家では、イデオロギーの鼓吹・統制が統治のカギである。 「党=国家の公認イデオロギーは、人間社会と歴史のあらゆる局面を説明するとともに、いかになすべきかの根本的指針をも提供する世界観である。人民大衆は、この公認イデオロギーを幼児のと…